【投稿ネタに困らなくなる!】コンテントマトリクスとは?構造とメリット完全解説

コンテントマトリクスとは
「とにかくなんでも投稿しよう!」と 場当たり的に投稿を行なってしまうと コンテンツに一貫性がなくなり メディア全体の質が低下してしまいます そこで! 「今日は何を投稿しよう?」と困ることがなくなり 質の高いコンテントを作ることが出来るようになる コンテントマトリクスの魅力を紹介します

もくじ

【投稿ネタに困らなくなる!】コンテントマトリクスとは?構造とメリット完全解説

コンテントマトリクスとは
こんにちは、津田麻美恵です!
 
メディア運用をビジネスに活かそうと考えた時
定期的、そして継続的なメディア運用が必要ですよね?
ところが、多くの事業主さんが直面する問題が
投稿アイデアが見つからないというもの
 
あなたも、心当たりはありませんか?
 
投稿ネタ、アイデアが見つからないからといって
「とにかくなんでも投稿しよう!」と
場当たり的に投稿を行ってはいないでしょうか?
 
そうすると、コンテンツに一貫性がなくなり
メディア全体の質が低下してしまうのです
 
例えば、世界観のないInstagramアカウントでは
フォロワーを増やすことは難しくなります
フォロワーが増えないということは
あなたの情報を届ける相手がいないという状況
これでは、集客や売上も期待できません・・・
 
そこで、今回の投稿では
「今日は何を投稿しよう?」と投稿ネタに困ることがなくなり
質の高いコンテンツをどんどん作ることが出来るようになる
ツールについて紹介します!

もくじ

コンテントマトリクスとは?

投稿ネタに困らなくなって
どんどんコンテンツを作れるようになるツールとは
「コンテントマトリクス」というものです
 
コンテントマトリクスとは
1つのメディアに対して、投稿アイデアを一覧にまとめたもの
メディアごとにあなた自身で作る必要はありますが
一度作ってしまえば、ずっと活用できる優れものです
 
私はコンテントマトリクスを作るサービスも提供していますが
作り方さえわかれば、1人でも作ることも可能です
ぜひ、あなただけのコンテントマトリクスを作ってみてください

コンテントマトリクスの構造

まずは、コンテントマトリクスの基本構造を紹介します
 
コンテントマトリクスを構成する要素は3つ
  1. コンテントカテゴリー(投稿の目的)
  2. コンテントピラー(投稿するテーマ)
  3. 投稿アイデア
それぞれ詳しく見ていきましょう
見本_コンテントマトリクス
画像をクリックして拡大

コンテントカテゴリー(投稿の目的)

一番左端にあるのは
コンテントカテゴリーと呼ばれる要素
 
これは、投稿を作る時に
何を目的にしてコンテンツを作るのか?
つまり、投稿の目的を意識するためのカテゴリーです
 
そのため、コンテントカテゴリーは
事業やビジネス内容に関係なく
以下の3つの共通するカテゴリーに分けられます
  1. ブランディング(Branding)
  2. 教育(Education)
  3. 広告(Promotion)

ブランディング(Branding)

ブランディングは、
あなたのビジネスや商品・サービスの魅力を伝えること
あるいは、「差別化」です
 
同業多種と比べてあなたのビジネスはどのように違うのか?
あなた自身やビジネスの魅力/売りを伝えるための投稿
そういった内容のコンテンツは
全てこのブランディングカテゴリーに分類されます
 
ブランディングは
あなたらしさや独自性を伝えるとても重要なカテゴリー
 
数字や機能面だけでなく
あなたが提供する商品・サービスを手に入れることで
どんな未来が待っているのか?といった
ちょっと抽象的なイメージも伝えることができる
そんなコンテンツを考えていきしょう

教育(Education)

このカテゴリーには
ユーザーの理解を深めるための投稿が分類されます
 
例えば、お客様からの「よくある質問(FAQ)」は
もっとも簡単に作ることができる教育コンテンツとなります
 
サービスや商品を利用する上で予め知っておいてもらいたいこと
教育カテゴリーに入れても良いでしょう
 
とは言え、自身の商品・サービスに関することだけでは
なかなか投稿数が増えないこともよくあります
 
そういった場合には、
業界や業種にまで範囲を広げて
投稿アイデアを見つけていきましょう
 
また、商品やサービスに関する幅広い情報を提供することで
ユーザーから「専門家」「信頼できる人」と認識されるため
集客や売上にも繋がりやすくなります
 
そして、とっておきの教育コンテンツなのに
案外と見落とされているのが業界の当たり前ネタ
 
あなたにとっては当たり前のことでも
その業界にいない人にとっては
興味深かったり、有益な情報になり得るのです
そういった情報は積極的に投稿にしてみてください

広告(Promotion)

イベントへの参加や商品購入など
ユーザーに何かしらのアクションを促す投稿
広告/告知に分類されます
 
実は、多くのSNSアカウントは
この広告や告知に関する投稿ばかりになっています
 
「この商品、使って良かったよ!」
「今度、マルシェを開催します!」
「特別モニターを募集しています」
・・・
 
こんな投稿、あなたも作っていませんか?
これらは全て、広告や告知になります
 
ところが、ユーザーの多くは
こういった広告や告知ばかりだと
ちょっとうんざりしてしまうのです
 
広告や告知といった投稿が効果を発揮するのは
ユーザーが商品・サービスについて
比較検討するための情報を集めている時だけ
 
例えば、
「こんどの週末、子供と一緒にお出かけできて
大人も楽しめるようなイベントがないかな?」
こんなふうに考えて、
子育て関連イベントの情報を探しているタイミングで
あなたが参加するマルシェの告知が目に入れば
その投稿をじっくり読んでくれると思います
 
しかし、そういった欲求(需要)がない時には
広告や告知は不要な情報として処理されます
 
だから、あなたのアカウントで
広告や告知しか投稿していないのであれば
あなたからの情報を受け取る楽しみを感じられないため
アカウントをフォローする可能性は低くなります

コンテントピラー(投稿するテーマ)

次の要素はコンテントピラー
コンテントカテゴリーよりも具体的な投稿テーマです
 
また、先ほどのコンテントカテゴリーと違い
コンテントピラーはあなた自身でテーマを考えます
その際に意識して欲しいのが
あなたの事業/サービスと関連があるテーマを選ぶということ
 
コンテントピラーのピラーは、pillar = 支柱という意味
文字通り、あなたの事業やビジネスを「支える」テーマを選んでください
 
知識だけでなく、経験に基づいて
あなた独自の視点と感性で語ることができるテーマを選びましょう
 
例えば、
あなたがフォログラファーだとすれば
どんなテーマがコンテントピラーになり得るでしょうか?
 
カメラの選び方、レンズの種類と特徴、
おすすめの撮影スポット、光の調整・・・
 
どんなテーマを選ぶかは、人によって違ってOKです
まずは、あなた自身が楽しめるテーマを選んでください
 
また、コンテントピラーの数には特に決まりはありません
10個以上のテーマを考える方もいますが、
そうすると1つ1つの内容が薄くなってしまったり
投稿内容の管理が大変になってきます
3〜4個くらいのテーマから始めてみてください

投稿アイデア

コンテントマトリックスを構成する最後の要素は
「投稿アイデア」そのもの
 
投稿したい内容が浮かんだら、
コンテントピラーとカテゴリーに照らし合わせて
合いそうな枠に書き留めておきましょう
 
あるいは、まだアイデアが埋まっていない枠があれば
その部分を重点的に考えることもできます

コンテントマトリクスを作るメリット

コンテントマトリクスを作るには
まとまった時間が必要で、頭を使います
それでもコンテントマトリクスを作るメリットは
一体、何でしょうか?
 
私自身が「作ってよかった」と実感した一番の理由は
投稿アイデアを温める場所を確保できたこと
 
「こんなことを投稿しよう!」と思いついても
すぐに投稿を作れる訳ではありません
また、勢いで投稿してしまったが故に
内容が良くなかったり、投稿全体の質が悪くなった
なんてことも起こります
 
だからといって、せっかくのアイデアを放っておくと
人は簡単に忘れてしまうもの・・・
 
だから、コンテントマトリクスを作っておけば
投稿アイデアを忘れてしまう心配もないし
中断していたコンテンツ作りを再開するのも簡単!
 
コンテンツ作りのハードルを下げることで
投稿を続けていくこと自体が楽になりました
 
他にも、
コンテントマトリクスを作って良かったと感じたことを紹介します

告知アカウントになるのを防ぐ

コンテントマトリクスを見れば、
どんな内容を投稿するのか一目でわかります
 
だから、コンテントマトリクスを見れば
コンテンツの偏りを防ぐことができるのです
 
特に、先ほどもお伝えしたように
告知ばかりのアカウントになるのを防ぐことも簡単!
 
私自身の経験なのですが
「とにかく投稿しよう!」と頑張っているうちに
イベントやキャンペーンの告知ばかりになっていた・・・
そんな時期がありました
 
だけど、コンテントマトリクスを作ってからは
ブランディングや教育を意識した投稿を増やすことができました
 
すると、驚いたことに
投稿に対する「いいね」やフォロワー数も増えて
いわゆるエンゲージメントが伸びるようになってきました

投稿のネタ切れを防止する

メディア運用を続ける中で
大きな課題となるのが投稿のネタ切れです
 
「今日はまだ投稿していない!何を投稿しよう・・・?」
そんな風に悩んだ経験があるのは
私だけではないと思います
 
投稿ネタがない・・・!
 
そんな時、あなたはどうしますか?
 
「今日は投稿しなくてもいいや」と思っていたら
いつの間にか、そのメディア自体からも離れてしまい・・・
久しぶりにログインしたらフォロワーが減っていた
 
なんて経験はないでしょうか?
 
あるいは、
告知ばかり行なってしまったり
アカウントの趣旨と全く関係のない投稿を続けたり
・・・
 
いくら運用を続けていても
そういった投稿ではビジネスへ繋げるのは大変です
 
必要な情報を必要としている人に届けるために
コンテントマトリクスで整理してみましょう

行き当たりばったりの投稿を防ぐ

コンテントマトリクスをお勧めする最後の理由は
行き当たりばったりの投稿を防ぐことができるから!
 
行き当たりばったりの投稿では
いろんな情報を発信する楽しさはありますが
それを見ているユーザー視点では
「何を伝えたいのかわからない」という面もあります
 
何を伝えたいのかわからなければ、
どう反応すればいいのかわからないですよね?
その結果、「いいね」やフォロワーも増えにくくなります
 
これは、ビジネス目的でSNS運用をしているのであれば
大きなデメリットではないでしょうか?
 
コンテントマトリクスを作っておけば
思いついた投稿以外にも
予めコンテンツを作って投稿できます
 
そうすれば、
計画的な情報発信を続けられます
今回の記事では、
コンテントマトリクスを作っておくことで
構造の解説と作成するメリットをお伝えしました
 
コンテントマトリクスを作っておけば
「投稿ネタがない」
「同じような内容ばかり投稿している」
そんなお悩みを解決することができます
 
そして
コンテントマトリクスを作る最も大きなメリットは
コンテンツ作成のハードルを下げることで
メディア運用を継続できるようになることだと思います
 
こんなコンテンツを作りたいとアイデアが浮かべば
とりあえず、コンテントマトリクスへ書き残しておく
作成途中のコンテンツも、そのまま保存して
そして、気が向けばいつでも再開できます
 
コンテントマトリクスは
コンテンツ作りを手軽に、身近にすることができます
 
お一人で、あるいは小さなチームで
メディア運用を行っている方こそ
コンテントマトリクスを活用してくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます
 
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