アルゴリズムの基本

ブログやSNSなど、インターネットを経由する情報発信では
「アルゴリズム」の基本を知っていることで
投稿の目的を明確にして、より情報を届けやすくすることができます
 
今回は、
Googleの品質評価ガイドラインの内容にも触れながら
アルゴリズムの基本について解説しています

もくじ

アルゴリズムとは?

アルゴリズムを簡単に説明すると
問いに対する答えを導くための『手順』」と言うことができます
 
身近な例えでは、
「YES/No チャート」がアルゴリズムの一例として挙げられます
 
YES/NO チャートの仕組みは、
例えば、「私に会う手帳は?」という「問い」から始まります
そして、2つの選択肢からより自分に合っていると思う方を選んでいくと
最終的な「答え(この場合は、おすすめの手帳)」に辿り着きます
 
検索エンジンやSNSのアルゴリズムも
基本はこのYES/NO チャートと変わりません
ただ、最初の「問い」が違っていたり
アルゴリズムを使用する目的が違ったりするだけです

アルゴリズムは誰にもわからない

検索エンジンやSNSのアルゴリズムについて
様々な情報を目にすることがあると思います
 
ですが、
実際にどんなアルゴリズムで動いているのかは
誰も知ることができません
 
なぜなら、
アルゴリズムを知っている人だけが得をすることになりかねないから
そのため、検索エンジンやSNSなどのアルゴリズムは
実際に運営をしている人たちのごく一部の人にしかわからないのです
 
とは言っても、「全くわからない」のでは
情報発信をするヒントがありませんよね?
 
例えば、Googleであれば
ホームページに掲載されている「経営理念」に
アルゴリズムのヒントが隠されいたり
大幅なアルゴリズムの変更は意図的に発表されたりします

なぜ、アルゴリズムを気にするのか?

そもそも、どうしてアルゴリズムを気にしなくてはいけないのか?
そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?
 
アルゴリズムを気にするべき理由は1つ
「ユーザーが何を見るか決めている」からです
 
インターネット検索や、SNS内での検索、おすすめ表示など
あなたがインターネットと繋がった瞬間に
何を見るのか(どんな情報に触れるのか)は、アルゴリズムが決めています
 
例えば、スマホでインターネットを開いて
「今日は何の日」と調べてみてください
 
おそらく、私の検索結果とあなたの検索結果は違います
 
なぜでしょうか?
 
その違いを生み出しているのがアルゴリズム
 
アルゴリズムの基本が分かれば、
どうすればあなたの情報が届けたい人に届くようになるのか
そのヒントが見えてきます

Googleのアルゴリズムは「信頼性」

YouTubeやTwitterで情報を集めることも多いですが、
「情報検索」といえばGoogleを使っている人はたくさんいます
また、SafariやYahoo!など、見た目はGoogleでなくとも
Googleの「検索ロボット」を使用しているブラウザや検索エンジンも多くあります
 
「世界中の情報はGoogleが支配している」とも言われますが、
Googleのアルゴリズムは一体どんなものなのでしょうか?
 
たくさんの情報を扱うGoogleでは
「信頼性」を非常に重視したアルゴリズムを目指しています
 
Googleのホームページにも掲載されていますが
世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること
 
また、Googleの理念でもある
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
という書き出しで始まります
 
つまりユーザー(Googleを使って検索する人)にとって
便利な情報にアクセスできるようにするためのアルゴリズムを
日々研究しているのです
 
では、ユーザーにとって「便利な情報」とはどんなものなのでしょうか?
 
1つは、「関連性が大きい」ということですが
それだけでは不十分ですよね?
Google検索で得た情報を使うのであれば
その情報が「信頼できる」ことも重要になってくるのです

Googleが求める評価軸EEAT(旧EAT)

そのためGoogleではインターネット上の情報を
EEATと呼ばれる評価軸を使って評価しています
(2022年12月15日に品質評価ガイドラインが更新されました)
 
EEATは
Experience(経験)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
の頭文字を順番に並べたものです
 
これらに基づいてインターネット上の情報を評価することで
ユーザーにとってより有益になる情報を選択し
検索結果に反映されるのです
 
ただし、こちらのGoogle検索セントラルブログにもありますが
ガイドラインは検索ランキングシステムが使用するもので
ランキングへの直接的な影響があるわけではありません
 
とは言っても、
結果的には、誰でも気軽に発信ができてしまう
SNSやブログの投稿は上位表示されにくくなるでしょう
1つ一つの記事の「質」が重要であることに変わりはありません

Experience(経験)とは

あなたが発信している内容は
あなた自身の「経験」に基づくものでしょうか?
それとも、誰かから聞いたこと、学んだことを発信しているのでしょうか?
 
コンテンツの内容に
あなた自身の経験が織り込まれているかどうかも評価の対象になります
 
また、場合によっては経験の量に関わらず
経験そのものが評価されることもあります
 
例えば、動画制作ソフトを例にしてみましょう
 
特定のソフトの使い方を知りたい人なら
そのソフトをたくさん使っている人(あるいは専門家)の知識が
とても役に立つと判断されます
 
しかし、「どのソフトがいいだろう?」と
使用する動画ソフトを比較したいのであれば
実際に使ってみた人の声が集まっている評価サイトが役に立ちます

Expertise(専門性)とは

あなたが発信する情報が特定の分野に特化していれば
それは「専門性がある」と判断されやすくなります
 
つまり、日記のように関連性が低い記事ばかりのサイトよりも
何か1つのテーマに特化して記事が書かれている方が
Googleにとっては「ユーザーを第一に考えた内容」だと判断されます

Authoritativeness(権威性)とは

あなた自身やあなたの情報が多くの人から認められている状態であれば
その情報には「権威性がある」と判断されます
 
この権威性は、メディアを運用してすぐに確立されるものではないので
コツコツと情報発信を続けることで得ることができます

Trustworthiness(信頼性)とは

あなたが発信している情報やあなた自身が信頼できるか?
という評価軸です
 
これも、特定の分野に特化していること、
なおかつ、多くの人に認められることが必要なため
すぐに得ることはできません

ユーザーを第一に考えた情報発信

Googleにとって重要なことは
検索結果がユーザーにとって有用であることですが
そのためには、情報を発信する私たちが
情報を求めている人のことを第一に考えて
「ユーザーのために情報発信をする」ことが必要です
 
つまり、検索エンジンでの検索結果を
上位表示させることを考えて作成したような記事は
アルゴリズムによって評価されることはなく
結果、上位表示されないことになります
 
詳しくは、Googleの検索セントラルページにも記載されています

SNSのアルゴリズムは「興味関心」

同じユーザー目線でも、
SNSのアルゴリズムはGoogleとはまた違います
 
そのヒントになるキーワードは「広告」
 
無料で気軽に利用できるSNS
そのSNSを運営するための資金は
いったい、どこからやってくるのでしょうか?
 
その答えが、先ほどのキーワード「広告」
SNSは「広告収入」によって運営資金を得ているのです
これは、TVや新聞などのマスメディアと同じですね
 
SNSの運営側にとっては、より多くの人に使ってもらうこと
そして、より長い時間SNSを使ってもらうことが必要になります
 
そのためには、
ユーザーが興味関心のある内容を見てもらうことが効果的
投稿された内容の信頼性や専門性よりも
ユーザーの興味関心と関係性がある投稿が表示されやすくなるのです
 
TwitterやInstagramでも
あなたがフォローしていないはずのアカウントが
フィード上に流れていることはありませんか?
 
これは、あなたの行動履歴から
あなたが興味関心を持ちそうな投稿を
アルゴリズムによって選び出して表示しているからなのです

「エンゲージメント」も重要

人と人がつながるSNS(ソーシャルメディア)において
アカウント間の関係性も重要な判断材料になります
 
アカウント間での交流が活発であるほど
その相手の投稿がフィードに表示されやすくなる
といった傾向があります
 
つまり、あなたがSNSで情報発信をした際
投稿して終わり、では意味がないということ
 
投稿した後に、他のアカウントに対して
「いいね」や「コメント」「シェア」などを行なって
エンゲージメントを高めていくことが必要になります

古い投稿は評価されない

また、SNSのアルゴリズムの特徴として
「古い投稿は評価されない」というものがあります
もちろん、Google検索でも古い情報は評価されないのですが
SNSではこの影響がより大きくなります
 
Google検索やYouTubeなどでは
数年前の記事や動画が検索結果に出てくることはありますが
SNSにおいては、新しい投稿から優先して表示されます
 
例えば、Instagramでは
プロフィールに表示されいている投稿(ホームフィード)は
新しい投稿が先頭にきていますよね
昔の投稿が遡ってみられることほとんどありません
 
これは、SNS自体が「瞬間を楽しむ」ためにある
という背景が大きく影響しています

SNSで重要なことは「つながり」

そもそも、SNSというのはその名が示す通り
人と人のつながり(ソーシャルネットワーク)です
 
ソーシャルネットワークの存在意義は
あなたと共通の興味関心を持つ人とつながり
新たな出会いやそこでの交流を楽しむことにあります
 
SNSはビジネス目的のために作られていない
 
そのことを理解した上で運用していくことが
SNSをビジネスに活用するカギとなってくるのではないでしょうか
今回は、あなたの情報を
より効果的に必要な人へ届けるために必要となる
アルゴリズムの基本について解説しました
 
私自身はメイクアップアーティストで
SEOやシステムの専門家ではありません
 
しかし、アルゴリズムの基本を知ることで
それぞれのメディアをどう運用していこう?
メディアに最適なコンテンツは何か?
そういったことを考えることができます
 
そして、こうやって考えながら投稿することが
ユーザーの利益に繋がっていき
信頼関係を育てていくことができるのです
 
アルゴリズムの全てを理解する必要なありませんが
それぞれのメディアが持っている特徴を
アルゴリズムという観点から知っておくことをお勧めします♪
最後まで読んでいただきありがとうございます
 
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