全部見せます!ブログ記事作成の流れ

ブログ記事作成の流れ
「上手い文章」ってどんな文章なのでしょうか? どうすれば、いい文章を書けるようになるのでしょうか? 今回は、私がブログ記事を書く手順を解説しながら 気をつけているポイントを紹介していきます

もくじ

全部見せます!ブログ記事作成の流れ

ブログ記事作成の流れ
こんにちは!
フリーランサーのための情報サイトを運営している
メイクアップアーティストの津田麻美恵です♪
 
突然ですが、あなたは文書を書くのが上手ですか?
 
私は、小学生の頃からずっと
「文章を書くのが上手い!」と言われて
スピーチの原稿を書くよう頼まれることもありました
 
大学はアメリカの大学へ進学したのですが
その際も、「文章がうまいね!」と褒められていましたし
大人になってからも、「いい文章ですね!」と言われるので
おそらく、文章を書くのが上手いのだと思います
 
では、「上手い文章」ってどんな文章なのでしょうか?
どうすれば、いい文章を書けるようになるのでしょうか?
 
今回は、私がブログ記事を書く手順を解説しながら
気をつけているポイントを紹介していきます

もくじ

伝えたいことが伝わる文章

まずは、「良い文章」について考えてみましょう
 
「良い文だなぁ」と感じるのは人それぞれに違いますが
ビジネスという場面では、
やはり、いい文章には条件があると思います
 
それが、「伝えたいことが伝わる文章」であること
 
ブログやSNS上で文章を書くとき、
私たちは「文字」という形で情報を伝えています
 
情報というのは、
その情報を受け取った側が意味を解釈するという特徴があります
 
意図せずに相手を怒らせてしまったり、誤解が生じたり・・・
そういった経験がある方も多いのではないでしょうか?
 
つまり、
情報を発信したからといって、
あなたが伝えたいことがそのまま相手に伝わる保証はない
といいことなのです
 
ここが、情報発信の難しくて面白いところですよね
 
多くの人は、
「伝えたから、伝わっている」と思い込んで
情報発信を続けています
 
もちろん、この瞬間の私もその1人です

少しでも正確に伝える

「伝えているのに、伝わらない」
まるで、伝言ゲームのようで面白いですが
 
ビジネスに繋げるために
メディア運用を行なっているあなたにとっては
笑ってばかりもいられない問題です
 
どうしましょう?
 
残念ながら、
「絶対に伝わる方法」はありません
 
だけど、少しでも正確に伝えるために
あなたができることはたくさんあるのです
 
私が実際にブログを書くとき、
どんなふうに文章を作っているのか
ぜひ、覗いてみてください

選ぶ、広げる、並べる、書く

それでは、さっそく
私のブログ作成作業を紹介していきます
 
私がブログを書くときには
いろいろな作業があるのですが、
大きく4つの作業に分けてみました

選ぶ

最初の作業は「選ぶ」
これは、コンテントマトリックスから
投稿アイデアを選び出す作業です
 
私のマトリックスには
たくさんのアイデアが並んでいますが
「とにかく書けばいい」ということはなく
私なりにルールを決めています

重要な記事から書く

最初に手をつけるのは
コーナーストーンコンテンツ」と呼ばれる
サイトの中でも重要で広がりのある記事です
(コーナーストーン/ cornerstone=「礎石」の意味、転じて「重要な拠点、箇所」)
 
例えば、
メディア運用の基本に関する記事や
スキンケアやメイクの基本的な部分を説明した記事を
私のサイトではコーナーストーンコンテンツに指定しています

期日のある記事は優先順位が高い

イベントの告知を当日に行っても意味がないのは
メディア運用でも同じ!
 
イベントの開催が決まったら
イベントに関する記事を優先して作成します
 
イベントの案内を
TwitterやInstagramのような
SNSで行なっている方もいると思いますが
文字数が限られていたり、
長い文章は読みにくいことがありますよね?
 
そういった場合には
イベントに関するブログ記事を作成して
そこへユーザーを誘導すれば、
SNSよりもたくさんの情報を伝えることができます

情報を伝える順番を意識する

ブログ記事というのは
1つの記事だけで完結することもありますが
 
多くの場合は、
コーナーストーンコンテンツのような
重要な記事から、さらに細かな記事が派生していきます
 
このサイトでも、
メディア運用の大まかな解説だけでなく
実際の記事作りや具体的なメディアの運用など
よりテーマを絞った記事を掲載しています
 
このように、サイト全体で伝えたいことを
1つ1つの記事として掲載していくのですが
 
この時に、
前回のテーマを全く違う内容を伝えると
「あれ!?この前の話はどうなった??」と
サイトを見ているユーザーは混乱してしまいます
 
また、関連性の高い記事をまとめていくことで
ユーザーが他の記事を読んでくれる機会も増えます
 
あなたに対する理解も深まりますし
あなたのサイトにユーザーが長く滞在することは
SEO的にも評価されるのです
 
1記事1記事の単位でも
伝える順番を意識しながら選ぶようにしています

広げる

記事アイデアを選んだら
次にするのは、そのアイデアをどんどん広げていきます
 
ちなみに、この作業は
英語ではBrain-dump(直訳:脳の放出)と呼び
あなたの頭の中にあることを
全て紙の上に書き出していくものです
 
この時に使っているのが
A3サイズのノート、またはホワイトボード
 
アイデアを広げるときは
マインドマップの要領で行います

書いて繋げる

まず、真ん中に書くのは記事アイデア
そこから思いつくことをどんどん書き込みます
 
関連があるものは線で結び、
相反する内容があれば矢印(←→)で印をつけます
 
キーワードやデーターのような
情報だけを書き出す人もいますが、
私は、自分自身の考えを書き出すことを意識しています
 
なぜなら、
今は事実はデータのような情報は
いつでも手に入る時代になっていて
そういった情報には何の価値もありません
 
それよりも、
そこから私はどんなことを考えているのか?というような
私の中から生まれてくる言葉(情報)を大切にしています
 
また、関連付けができなくても
思いついたことは紙のどこかに書き残しておきます
「◯◯についても別記事で解説」
「▲▲▲について調べる」という具合です

拾い出す

「もうこれ以上出てこない!」
というところまでアイデアを出したら
次は、それらのアイデアの中から
さらにアイデアを厳選します
 
このときに意識しているのが
ブログに何度も登場している情報発信の目的です
 
大きく分けて3つ、覚えていますか?
 
  1. ブランディング
  2. 教育
  3. 広告
 
もしも、「ブランディング」の項目から
投稿アイデアを選んだのなら
ブランディングの目的を達成できて
尚且つ関連性のあるアイデアを拾い出します
 
アイデアを拾う時のポイントは、
たくさん拾いすぎないこと
 
なぜなら、この後に説明する
「伝えたいこと」が伝わりにくくなってしまうから
多くても、3〜4つにしておきましょう

1つの記事に1つ

アイデアを拾い出す時に
気をつけたいもう1つのポイントが
「伝えたいこと」との関連性です
 
あなたが、この記事を通して
いちばん伝えたいことは何でしょうか?
 
あなたが伝えたいことはたくさんあると思いますが、
1つの記事につき、伝えたいことは1つが鉄則
 
なぜなら、
人はたくさん言われても覚えていられない生き物だから
 
買い物をする時に、アレもコレもと言われても
覚えているのはせいぜい、3〜4つくらいではないでしょうか?
 
それに、伝えることが多いと
「いちばん大切なこと」として伝わりにくくなります
 
情報発信の目的を意識した
この記事で1番伝えたいことを1つ決めましょう
 
ちなみに、この1番伝えたいことを
かっこよく「thesis(=主題)」と呼びます

並べる

伝えたいことを決めて
それに合うアイデアを選んだら
次はそれらのアイデアを並べていきます!
 
これは、
Outline(概要の箇条書き)と呼ばる作業で
あなたのアイデアを箇条書きで構わないので
いろいろな順番で並べてみる作業です

伝えたいことを伝えるカギ

ここで重要になるのが
どの順番なら、あなたが伝えたいこと(主題)が伝わるのか?
ということです
 
実は、文章にはいくつかの種類があり
文章の種類によって伝わりやすい内容が違うのです
 
例えば、
高校の現代国語(現国)や大学入試で見かけるのは
「評論」と呼ばれる種類の文章です
 
この文章は、
物語や登場人物の感情を伝えるのが得意な小説とは違い
作者の「主義主張を伝える」ことが得意です
 
その理由は、文章全体にある「構成」
時系列と情景描写が中心となる小説とは違い
評論文は「比較」によって文章全体が構成されています
 
「私はこのように考える。だけど、こんな考えの人がいる」
 
これが、評論の基本的な構成です
 
文章の種類には他にもありますが、
それらの紹介はまた別の機会にしますね
 
ここで大切なのは
文章全体の構成によって、伝わり方が変わるということです
 
どんな順番(構成)で伝えれば
あなたのいちばん伝えたいこと(主題)が
自然と腑に落ちるでしょうか?
 
いろいろな順番を試してみてください

書く

伝える順番が決まれば、
さっそく文章を書いてみましょう!
 
もちろん、
この時にも気を付けるポイントはいくつかあります

主題に始まり、主題に終わる

1番のポイントはもちろん、主題をしっかり伝えること
 
そのため、
私がブログを書くときには
冒頭の導入と結末部分から書き始めます
そうすることで、
スタートからゴールまでブレることなく
一貫性のある文章を書きやすくなります

誰のための文章なのか?

「何を言いたいのかわからない」
そんな文章を見かけたことはありますか?
 
実は、そういった文章の多くは
ユーザー、つまりその文書を読む人を考えずに
書かれていることがよくあります
 
あなたは、誰に対して情報発信をしているのでしょうか?
その相手は、あなたが発信している情報に対して
どれくらいの知識や理解があるのでしょうか?
 
情報発信の基本でもお伝えしてる通り
伝えたい通りに伝わらなければ、情報としての価値はありません
 
そして、あなたには
情報を伝えるべき相手(=ターゲット)が存在しています
 
ターゲットに向けた文章を書かなくては意味がないのです
 
あなたが書いた文章を
身近なターゲットに読んでもらいましょう
 
もしも、
「何を書いているのかよくわからない」と言われたら
そもそも、あなたのターゲット理解が不十分な可能性もあります

文法チェックはいちばん最後

これは私個人の感覚なので、一概には言えませんが・・・
 
文章が下手な人ほど、文法ばかり気にする
 
そんな傾向があるように思います
 
文法というのは「ルール」が決まっている分、改善しやすく
「ここだけはちゃんとしないと!」と感じるのかもしれません
 
それに、文法というのは
言葉のリズムを整える働きもあるので
リズムよく、スムーズに情報を伝えるためには必要です
 
しかしながら、
文法は最終的な微調整になるので
いくら細かなところを変えてみても
文章全体の構成にはさほど影響を与えません
 
つまり、
どれだけ文法を改善しても
構成ができていなければ、伝わらない文章のままなのです

最後に読み直して、アップロード

このような流れで記事を書いたら
最後にもう一度読み直します
 
といっても、
一言一句読むのではなく
あくまでも「全体の流れ」を確認する程度
 
だから、私が書いた文章は
大体、誤字脱字が発生しています
 
それでも、
文法や言い回しが少々おかしくても大丈夫!
 
もっと大切なのは、
その文章全体を通じて伝えたいこと
 
つまり、「主題」が伝わっているかどうか
 
間違いがあっても、
あとから訂正できるのがブログのいいところ◎
 
まずは、主題が伝わる文章を目指して
投稿作りに取り組んでみてください!
私が実際にどんな手順でブログを書いているのか、
そして、記事を作るときに気をつけているポイントを紹介しました
 
ブログに限らず、SNSに投稿する文章には
必ず「受け取り手=ユーザー」が存在します
 
ビジネス目的でメディアを運用しているのならば
それらのユーザーにあなたの情報が伝わらないと意味がありません
ですが、多くの人は「伝えている=伝わっている」と勘違いをしています
 
そうならないためにも、
「私の伝えたいことは、受け取りやすいかな?」と
内容を確認してくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございます
 
この記事の内容をまとめたPDFは、
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PDF資料について
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HubSpot Academyにてインバウンド認定資格コースを修了し
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